その日の夕方に、私はジミーに夕食を作るように頼みました。

メニューはお任せです。どんなものを作るか興味がありました。

厨房に立ったジミーは、ルシアナが手土産に持ってきた

ビーフを取り出すと、ステーキを作り始めました。

私ですら満足に出来たことないのに、ジミーにできるのかしらと

見守っていると・・・。何と、その料理裁きはいっぱしのシェフを

髣髴とさせる程のもの。何だか見ていて腹が立ちました。

 

 

 

 

 

 

その味も・・・私が作るモノよりはるかに上でした。私ってロボット以下なのかしら・・・。

この時点では、旦那様というよりは

一家に一体あれば便利なロボット

・・・という印象を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして、その夜・・・。「ジミーって見てくれは変だけれど・・・結構高性能なロボットなのね・・・。」

  家事一般できるし。ルシアナが重宝がるわけだわ・・・。でも、旦那様にしたいとは思えないわね・・・。

  ・・・エッチが巧ければ・・・そう思えるようになるんでしょうけれど。」

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、お風呂の外では・・・ジミーが私をのぞき見していました。

「繁殖行動プログラム開始・・・。対象者エヴァンジェリーナ、

健康状態:最良、受精成功率50%、乳首:感度良好。

子宮:排卵状態最良・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「対象者ハ繁殖行動ニ最適ナ状態ニアリ。入浴後、寝室二趣キ、繁殖行動二移ル。

対象者ノ性感帯デアル乳房ヲ愛撫シ、対象者ガ性的興奮ニ陥リ理性ヲ失イシ時、

タダチニ繁殖行動ニ及ブベシ!!サクニュー!!」

・・・私を狙って、ジミーがうごきだそうとしていました・・・。

(続く)