私の従姉、ルシアナ・セントチャイルドは牧場を経営していたり、
退魔ギルドの代表を務めていたり、トレジャーハンターだったりと
まあ何でも良くやる人です。この前はアトランティスの遺跡だか
なんだか分かりませんが、変なガラクタ・・・じゃなかった、ロボット
を見つけてきて、「魅力で下僕にしたのよ☆」とかわけの分からない
ことを言っていました。・・・其れはさておき、この話はルシアナが私の
所にそのロボットを預けにきた所から始まります。何でも日本にいる
彼氏が浮気をしているとかしていないとかで懲らしめに行くとのことでした。
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エヴァ:「で、彼氏が浮気してるから懲らしめに?ギルドはどうするの。
牧場は?プリンチベはアプリコットがいるからいいとしても・・・。」
ルシアナ:「大丈夫。ギルドだったらタチアナが巧くやってくれるわよ。
まったく、ちょっと目を離していればすぐふらふらと・・・。とっちめて
・・・やらなきゃ・・・、やぁん・・・。どうやって「かわいい」を懲らしめて・・・やぁん・・・。おぱいで・・・んやぁん・・・。」
エヴァ:「(どっちが浮気モノなんだか・・・。自分は愛馬や愛犬とよろしくやってるくせに・・・。)オホンッ!!妄想するなら彼氏の前で
やってよね!!で、預かってほしいものって何?」
ルシアナ:「あ、ごめんごめん。彼氏のこと考えるとえちになっちゃって・・・。入っていいわよー。」
?:「シツレイシマス。」
ドアをあけて現れたのは、一台のロボット・・・
某国の「○行者」よりも、なんとも情けない風体のロボット
でした。
エヴァ:「・・・。これを預かってって?」
ルシアナ:「そうよ。彼氏の所へは持っていけない事情があるの。」
エヴァ:「なぜよ。」
ルシアナ:「旦那様にしたくなるほど素敵なロボットだから。彼氏の
所へは連れて行けないわよ。とっても・・・素敵でエッチなロボットなのよ?」
エヴァ:「はぁ・・・?よくわかんないけど・・・。まさか、このロボットと?」
ルシアナ:「さあね?な・い・しょ。」
エヴァ:「・・・(さてはエッチしてるな、全く・・・。)まあ、いいわ。預かります。
ご自慢のロボットらしいし。」
ルシアナ:「ぢゃあ、お願いね。一週間ほど預かっててね。」
エヴァ:「というわけで、一週間預かってあげるわね。私の名前はエヴァンジェリーナ。エヴァって呼んでね。」
ロボット:「私ハ名前ハ ジミーデス。ドウゾヨロシク。」
エヴァ:「何が出来るの?ルシアナは旦那様にしたくなるほど素敵なロボットって
あなたのことを褒めてたけど。」
ロボット:「炊事 洗濯 家事一切オ任セヲ。」
エヴァ:「まあ。ほんと?じゃあ、一週間、家事全般やってもらおうかしら?」
ロボット:「御世話ニ ナリマスノデ、喜ンデヤラセテイタダキマス。」